ミニPCをライブ配信専用機として運用してみた

こんにちは、kani3campです。

私はYouTubeで「オンライン作業部屋」を運営しており、365日20時間のライブ配信を続けています。

ライブ配信を安定して継続させるためには、配信環境の構築が非常に重要です。今回は、最近導入したミニPCが配信専用機として想像以上に優秀だったので、その導入の経緯や、実際に運用してみた感想を共有します。

経緯

そもそもライブ配信は理想的にはライブ配信特化型のWEBサービスなりVPS(仮想専用サーバー)なりの専用環境から行うのが理想です。

が、私が知る限りそういうサービスはあっても24時間365日配信を安定・快適に実現するには利用料金が月3000〜5000円くらいかかるため、自分でPCを用意したほうが、数年間スパンでコスパがいいと考えています。

ただ単にPCをリモートで使うだけなら全然使えるのですが、ライブ配信をする場合にはGPUの計算リソースがある程度必要なので、そこが選択肢とコストのネックになってきます。

また、オンライン作業部屋はループ再生の映像ではないので、ループ再生特化型の安めの配信サービスも利用できません。

ということでこれまでは手持ちのPCをやりくりしてきました。

1年と少し前に自作デスクトップPCの2台目を組み立てることができたので、それを機に古い方の自作PCをライブ配信専用機としていました。

正直、配信環境としてはそのままでも特に問題はないのですが、

  • PC自体がでかくて、ファンも常時鳴っていてうるさい
  • 専用PCが1台だけだと少し不安なので、バックアップ用にもう1台ほしい
    • 将来的にライブ配信を2本に増やすことも可能になる
  • 最近よく耳にする「ミニPC」とやらに興味があった

という理由があり、ミニPCを1台購入しようと思いました。

ミニPCの選定

今回は(おそらく大手の)ミニPC販売サイトであるGeekomのモデルを約6万円で購入しました。

かなりの種類のモデルがあり、似たようなスペックや構成でもどれを買えばいいか迷いました。

条件としては、メモリは16 GB以上、CPUの性能はそこそこ(OBS以外にもjavascriptのWEBサイトやbotのプログラムも起動できるように)、GPUの性能がフルHDの30fps配信に十分であること、で考えていました。

結局購入したのは次のスペックのものです。

CPUAMD Ryzen R7-6800H
RAM32 GB
SSD1 TB
スペック

GPUはCPU内蔵です。

2ヶ月運用してみた感想

導入から約2ヶ月が経過しましたが、結論から言うと快調です。

懸念していた「熱問題」

ミニPCはその小ささゆえに「排熱」が心配でしたが、購入したPCと私の環境では24時間連続稼働させても熱によるトラブルは発生していません。

唯一のトラブルと解決策

運用初期に、早朝5時ごろに勝手にPCが再起動して配信が止まってしまうことがありました。

原因はWindows Updateの自動更新によるものだったようでOSの設定で自動アップデートの抑制をかけることで、現在は意図しない再起動を防ぎ、24時間安定した配信を維持できています。

まとめ

ミニPCはすごく小型でデスクトップPCに比べれば騒音もほぼ皆無で、有線LANで安定して配信できているので、今のところ文句なしです!

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