音源サービスUppbeat契約してみた

殴り書きのメモみたいになってて読みづらいですが悪しからず。

オンライン作業部屋のライブ配信は24時間365日続いていますが、さすがに無音だと残念なので、作業を邪魔しない程度のBGMを常に流し続けています。

そのBGMに使う音源を用意するのは、割と大変です。

ネットには著作権フリー音源みたいなものがたくさん落ちていますが、正直これらの音源を実用的に活用するのは厳しいです。

というのも、24時間365日配信でできるだけ飽きないようにするには相当の数の音源が必要になります。

また、曲調が頻繁に変わるのも作業への集中を阻害すると思います。

つまり、単に音源の数を確保すればいいわけでなく、できるだけジャンル(雰囲気)が同じ音源が大量に必要になります。

私の個人的な好みからも、数年前から急激に普及してきたlofi hiphopのジャンルに絞りたいです。

著作権フリー音楽は、サイト自体は豊富にありますし、商用利用OKというパターンも少なくないですが、サイト1つごとに提供されているlofiの楽曲の数はあまり多くはありません。

複数サイトの音源を足し合わせてもいいですが、ライブ配信で使うために数百曲以上確保することを考えると、著作権フリー音源サイトを探す手間が非常にかかってきます。

サイトごとにライセンスや規約が多少異なったり、サイト自体が消滅したりするリスクがあるので、多数のサイトの音源を集めてやりくりすること自体が結構大変そうです。

私もお金に余裕があるわけではないですから、はじめのうちはそういう無料の音源でやりくりしようとしてました。

ですが上で述べた理由により、お金を払った方がマシだと判断しました。

そこで注目したのが、epidemic soundに代表される有料の音源利用ライセンスサービスでした。

これらのサイトでは基本的に月額費用を払い、用意された豊富な音源を利用できるようになります。詳細なライセンス内容は各サービスごとに確認する必要がありますが、音源の再配布だとか、音源を主体としたコンテンツでなければ使用の制限はほとんどかからないイメージです。

このようなサービスはいくつかありますが、今回見つけたUppbeatというサービスを使うことにしました。

年払いプランであれば、月額1000円を割ります。

サイトのデザインも悪くないですし、使いやすいです。

ただし、日本語は対応してません。

無料だと3曲までダウンロード・利用することができます。ただし、クレジット表記は必須です。

個人向けのpremiumプラン(有料)では、無制限に楽曲をダウンロード・使用することができ、クレジットを表記する必要がなくなります。YouTubeの場合は、3つまでチャンネルを届け出ておくことができます。

premiumプランではクレジット表記しなくていいのはとても助かりますが、ダウンロードは1曲1曲手作業で行う必要があります。

ただ、求めている曲調に合致するかは都度耳で確認する必要があり、結局1曲1曲の操作になるので、特に一括ダウンロードできなくても問題はないと感じてます。

登録して早速音源を探して、よさげなものは片っ端からダウンロードしていきました。

すると途中から、bot対策のためか5曲ダウンロードするごとにreCAPTCHAで人間確認され始めました。

そしてさらにダウンロードすると、ダウンロードできなくなりました。

画面表示を見ると、どうやら急激な大量ダウンロードのため、一旦サポートに問い合わせる必要があるようです。これもbotによる自動ダウンロードなどの不正利用を考慮した措置のようです。

面倒ですが、問い合わせフォームからその旨を問い合わせました。

しかし土日になっていたので、次の月曜以降の返信になるようです。

運営情報を軽く調べると、イギリスの会社ということですから、日本から9時間遅れの時差があります。

月曜の深夜に返信が来ました。確認のため、3つ確認させて欲しいということです。

Uppbeatでは最近、サイトの悪用を防ぎ、アーティストが公正に報酬を受け取れるようにするため、月間500ダウンロードの「公正利用チェックポイント」を導入しました。ただし、もちろん、ユーザーが必要なだけのダウンロードを行えるようサポートしています(ただし、これらの使用が利用規約ポリシーに反していない場合に限ります)。

500ダウンロード/月というのは非常に多い数字ですので、通常、この時点で音楽の使用方法について確認させていただき、必要な許容量を提供する手続きに進むようにしています。

この問題を解決するために、以下の情報をお送りいただければ優先的に対応いたします:

1. 月にどれくらいのトラックダウンロードが必要か

2. サイト上で音楽をダウンロードするためにスクリプトを使用していないことの確認

3. あなたの契約期間中にのみ、動画に同期する目的でトラックをダウンロードしていることの確認

これらの情報をいただけ次第、ダウンロードを再開できるようブロック解除のお手伝いをいたします!

というわけで、3つの質問にそれぞれ答えました。

大前提として不正利用はしないですし、短期間のうちでも無制限にダウンロードする権利はあるので、自信を持って回答すればいいはずです。あくまでもこれは形式的に行われている手続きでしかないですから、真面目に理由とか考える必要はなさそうです。

  1. 以前は2000曲ほど使用していたので、今回もそれくらいの数が要ります。
  2. スクリプトは使用していません。1曲1曲視聴してダウンロードしています。
  3. 承知しています。契約してないときは楽曲を使用しません。

翌営業日くらいには、ダウンロード制限が解除された旨の返信がきました!

これで不安は解消です。

とりあえず月払いプランで契約して、しばらく配信して様子見をしています。

視聴者さんからいくつか意見をいただきました。

「なんか音楽変わった?」のように気づくだけの場合もありますし、「この曲はちょっと作業に集中できないかも」といった書き込みもありました。

実際に確認すると、たしかに変なボーカルが入った音源がありました。

曲全体を視聴してダウンロードしてるわけではないので、どうしてもこのように一部不適切な音源を使ってしまっているようです。

発覚したものは、音源リストから除外します。

これまで使用していた音源はしっかりと雰囲気がまとまって調整されてたんだなあと感心しました。

うるさめの曲を除外してしばらく経ってから、新たに「BGMを以前のものに変えてもらえないか」という問い合わせをもいただきました。

Uppbeatだけで作業に集中しやすいよさげなlofi曲が十分に確保できない場合、他のサービスへの移行も視野に入ってきます。

今はもう少し、どんな意見が出てくるか、視聴数が減ったりするのかなど、様子をみたいと思います。

オンライン作業部屋ではだいたい1000曲以上を目標に音源を揃える予定ですが、Uppbeatのlofiプレイリストはおおかたダウンロードしつくてしまっています。

公式プレイリストではなく、直接キーワードで検索する方法もあるので、これからは主にその方法で音源を探すつもりです。

それでは。